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オーダーメイドの作品集4

オーダーメイドの作品集

オーダーメイドでのご注文をご希望のお客様は、こちらのページからでもご注文が可能です。
お見積りもさせて頂いていますので、お気軽にお問い合わせください。



マイ水筒入れ


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「マイ水筒を自分らしく、持ちたい。」これが、お客様のオーダーでした。
「水筒でお茶を頂く時間も、大好きなものを傍に置き大切に過ごしたい。」
こだわりのご注文には、物作りを生業とする職人には無いアイデアが満載です。
お客様からマイ水筒をお預かりして、ジャストフィットのサイズで作り上げる。毎日持ち歩くものだから、丈夫にそしてシンプルに。 仕事の合間のホッとするひと時を、毎日この籠が癒しのお手伝いになるように、そう願いながらお作りしました。




組み紐持ち手の籠


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「普段、仕事に使いたいので容量が大きく、丈夫で肩からも下げられるように。」 これが、お客様さまのオーダーでした。
お客様は男性で、このご注文は、いつも女性を対象に考えている私たち職人の感覚を、ハッ!とさせてくれます。
お仕事に使うと言うことですから、強度に気をつけました。また女性と違い華奢な美しさより、がっちりとした存在感のある籠をイメージしました。 内布の張り方や巾着の部分などは、お客様の具体的なご要望をお聞きしながらお作りしました。
この籠が、毎日お仕事に役立っていると思えることが、職人の喜びです。



提藍


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「お煎茶の提藍」をお願いします。というオーダーでした。
この「合せ物」が一番手が掛かります。
この提藍も、底籠と中籠と蓋、この三つがぴたりと合わ無ければなりません。 三つ別に籠を作ったほうが簡単です。
こういった通常の商品とは違うものを作ることで またノウハウが出来ます。
今回一番気に入っているのが、蓋のフォルムです。
こんもり膨らんだ形が可愛いでしょ!



鳥天かご


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全国の物産展などで、鳥天を販売する業者さんからの 「物産展の対面販売で、揚げたての鳥天を盛り付ける籠を作って欲しい!」という、オーダーでした。
大きさは、55センチ×45センチ、高さが10センチ~13センチくらい けっこう、大きな籠になる。
今までは、安い中国製の籠に盛り付けていたそうだが、直ぐにダメになってしまうのと、 やはり、「大分を代表する食べ物だから、大分の竹細工で作りたい」という。
六ツ目編みでざっくりと編むことしました。 底には太い筏竹を差し込み、鳥天がこぼれ落ちない様にし、側面も、もう少し竹の密度を増して、強くしました。



提欄


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お茶道具を入れる籠を作って欲しいというオーダーでした。
このタイプが一番、手間と神経を使います。 普段ですと、バッグを作るときと同じように、底から編み上げて立ち上がっていくのですが、 このタイプは、底面と側面と蓋が別々になります。
特に染色する時や漆の室に入れている時に、微妙に曲げが変化してくるので気を使います。 底板を抑える、「抑え竹」を内部に取り付け、最後に銘を入れて出来上がり。
2011年最後の締めくくりの作品でした。



整理籠


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サイズと色だけの指定でした。
直径が25センチくらい、高さが40センチの物です。
この籠のポイントは、底編みと、縁の巻竹ですね。 「菊底」と呼ばれているのは、底の竹の編み方が菊模様になるからです。
もう一か所の、ポイントは縁付けですね。
今回は、5メートルほどの竹を、薄く薄くして、巻き上げていきます。 竹細工の中でも、一番、技術がいる仕事です。 骨ヒゴを二つに割って、隙間を作っていきます。その中を通すことで、全く隙間の無い、びっちりと巻かれた縁は美しい物です。



蓋付き洗いかご


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今回のご注文は、「洗い物を入れる篭で、蓋付きの物を作って下さい。」という注文でした。
食べ物を入れたり、洗い物を入れたりする時は、染色した竹は使うことが出来ませんので、晒竹で作ることに為ります。 全体の大きさを聞き、四角い底篭を作りました。その篭に被さるように蓋篭を作り、真ん中に持ち手の竹を付けました。



ピクニックバスケット


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このご注文は、「口が広がった、ピクニックバスケットを」というご注文です。
まず、底の大きさを決め、どれくらい広げていったら、注文のサイズになるだろうか?と、イメージを作って行きます。 次に、どれくらいの巾のヒゴで編めば良いのか?太いヒゴで編めば、野趣味な風合いは出せるが、今回の様な、広がった形を作るには向いて居ない。 「全体の形は、野趣何だが、細かい所には、しっかりと手を掛けて、高級感を出したい」と、段々と見詰まって来ました。 そして、出来上がったのがこのバスケットです。 編み目には、真っ白な傷のない晒竹、縁は、籐を千段巻きし、清潔感を出しました、持ち手は、幅広の竹を3本、安定感があり力強さがあります。 30年、40年、50年と、使い込んで貰えると思います。


ペットのキャリーバッグ


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「ペットのキャリーバッグを竹籠で…大切な家族だから、この子のためだけのバッグを。」 これが、お客様のオーダーでした。
竹工芸の製品には無いご注文です。強度、耐久性、実用性、様々な難問を感じながらのスイッチON。 強度や耐久性はクリアしていきましたが、実用性は、とても難題でした。 ペットの動きに伴う使い方の変化や、使い勝手の良さの追求、また清潔さを保つ工夫に至るまで、全て手探りでした。 お客さまからの再三にわたるダメだしに、無理か…との思いもよぎりましたが、何とか作り上げることができました。 そして、それと同時に力不足を感じた商品でした。 無理と思った瞬間に、技術の向上は止まってしまいます。 私たち職人は、職人として培ってきた常識から、いつも抜け出す努力を遣り続けなければならないのだと 痛感させていただきました。お客様に感謝いたします。



マイグラス入れ


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「行きつけのお店に、お気に入りのグラスを持って行きたい。」 これが、お客様のオーダーでした。
美味しい料理に美味しいお酒、その至福の時間をお気に入りのグラスで過ごしたい。 大人の粋、おしゃれ上手なお客様のオーダーに応えたいと、職人魂にスイッチが入ります。
お客様ご自慢のバカラグラスを傷つけることの無いように、 クッション性に工夫をし、一つ一つのグラスに合わせたサイズの竹籠には、 本物を求めるお客様のご希望に沿うように、本場大島紬の布を付け、京都で組まれた正絹の組み紐で結ぶ。 この籠を下げてお店に向かうお客様の、ワクワクする気持ちを思う時、それが職人の喜びを感じる時なのです。



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